西野亮廣エンタメ研究所

【2019.9.20】オンラインサロン・西野亮廣エンタメ研究所の過去記事

2020年9月23日

『西野亮廣エンタメ研究所』で行われている事は全て『口外禁止』なんですが、オンラインサロン会員特典として、西野さんが投稿されてから1年経過した記事は口外OKとなりました。

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オンラインサロン・西野亮廣エンタメ研究所の過去記事

本日は2019年9月20日(金)に投稿された記事をご紹介します。

それでは、どうぞ!

 

9月20日(金)

おはようございます。

講演会で長崎県の壱岐島に行った時に、チビッ子達が『えんとつ町のプペル』のオリジナルダンスで出迎えてくれて(お見送りもしてくれて)、そのことに感動しちゃって、酔っ払った勢いで、島の旅館の女将さんに「島の子供達に、絵本を寄贈します!」と約束しちゃって、約1500冊の絵本を寄贈することになり、(株)NISHINOが倒産しないことを心から願っているキングコング西野です。

 

さて。

 

公式ブログの方でも紹介させていただきましたが、先日、田村Pが北海道の被災地に絵本を届けてくださいました。

 

 

僕はボランティア活動もしますが、前々から言っているとおり、支援を続けていく為には体力が必要なので、長期的な支援は「ボランティア」ではなく「ビジネス」にするべきだと考えています。

今回の田村Pの活動をビジネス的な観点から見た時に、「今後の支援活動に繋がって最高だなぁ」と思ったのは、他の何でもなく『えんとつ町のプペル』を贈ってくれたことです。

ここで『えんとつ町のプペル』を知って、興味を持ってくれた子や、その御家族が、たとえば来年公開される映画『えんとつ町のプペル』に足を運んでくださったら、間接的に会社の利益になるわけで…そこでキチンと「ビジネス」して回っているから、僕らはまた被災地や貧困地域への支援活動を続けることができます。

 

意味を変えることで生まれる可能性

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、「えんとつ町のプペル」という絵本は、もともと『絵本』だったのですが、メガヒットしてからは『寄贈品』になり、『寄贈品』が『チラシ(広告)』になり、その『チラシ(広告)』が、また「えんとつ町のプペル」という『絵本』を売ってくれているんですね。

このループは絵本を『絵本』という意味のままで売っていたら生まれることはなくて、『絵本』から『寄贈品』に意味を変更したから生まれました。

『絵本』のままだと、一人が買うのは基本『1冊』ですが、『寄贈品』にすると、場合によっては、一人が『100冊』買ってくださるわけですね。

(※今回、NISHINOは1500冊を買いました)

1990年代(CDが一番売れていた時代)のCDが『インテリア』として機能することで売り上げを伸ばしたり、AKBグループのCDが『握手券』として機能することで売り上げを伸ばしたように、「意味を変更すること」で売り上げを伸ばしはじめているのが絵本『えんとつ町のプペル』です。

CDをCDとして売らない秋元康商法に、当時は随分批判が集まりましたが(※批判していた長渕剛さんが『初回限定版DVD+タオル付き』を売っていたのには笑った)、こういった時にキチンと線を引かなきゃいけないのは…

・自分の理解が追いついていないのならば批判すべきではない。
・どこかで泣いている人がにいるのならば批判すべき。

といったところでしょうか。

AKBのCDの売り方に批判していた人の根底にあったのは、「自分、もしくは自分が応援しているアーティストのCDのオリコンランキング(※『売り上げ枚数』ではなく『ランキング』)が下がる」で、これに関しての批判は、売り上げ枚数のみでランキングを決めるオリコンのシステムに向けるべきで、もっと言うと「そのシステムに納得がいかないのなら、そのシステムに参加するなよ」という話です。

こういう本当のコトを表で話すと、だいたい、炎上します。

 

…大幅に話がそれてしまいました。戻します。

 

意味を変えることによって新しく生まれる価値はあって、そして、ほとんどの場合、「意味の変更」は自然発生するものではなく、一人の広告マンのマンパワーによって起きています。

『えんとつ町のプペル』でいうと、メガヒットした瞬間が「意味変更のタイミング」で、ここを逃すと、『絵本』のままで終わっていたという話です。

世界的ヒットとなった『マヌカハニー』が面白い例だと思います。

『マヌカハニー』の正体はハチミツなのですが、パッケージのデザインから分かるとおり、『ハチミツ』として売っていなくて、「殺菌・抗菌作用」を前面に押し出した『医薬品』として売り出しているんですね。

「パンに塗る」じゃなくて、「スプーン一杯分をなめる」のが『マヌカハニー』です。

『マヌカハニー』という商品を売り出す時に、「ざらりとした舌触りと、ほろ苦い風味のハチミツ」という打ち出し方をしていたら、他のハチミツに埋もれて、あそこまでのヒットは無かったでしょう。

届けたい商品(場合によっては人物)を、どういう「意味」でコーティングするかが腕の見せ所で、そして「意味変更のタイミング」を逃さないように、商品と時代から片時も目を離さないことが大切だと思います。

今日は、ちょっと長くなっちゃって、ごめんなさい。

現場からは以上でーす。

 

【追伸】
本当の意味での「支援」だけ(※リターン無し)のクラウドファンディングをスタートさせました。

支援だけで集まるかなぁ。

とりあえず2ヶ月間挑戦してみます。

このクラファンをシェアしていただけると、西野が猫のようになつきます!

 

【追記】
今、スタッフから指摘が入りました。

壱岐島にプレゼントする絵本は1500冊ではなく、2500冊だそうです。

僕は相当酔っぱらっていたみたいです。

とりあえず株式会社NISHINOは間もなく倒産します。

 

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